インドに呼ばれてる。

インドに呼ばれ取り憑かれた男のブログ。

インド4日目〜夜歩きは危険〜

数ヶ月の時を経てここに復活です。

インドブログは書く時にすごく労力を使うので、少し時間が空いてしまいました。

簡単に言うと面倒かった。この一言に尽きます。

なんですけども、やり始めたからには終わらせなくてはいけませんし。

何人かの人に楽しみにしてますよと声を掛けて頂きまして、そうなのかと。

不思議とその内の1人もFacebookでイイねをしてくれておらず、じゃぁ君のイイねっていつ押すの?さぁ、今です。押してごらんなんて思いつつ。

更には、

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インド 呼ばれる と検索すると一位に表示されるという、よく分からないワードで上り詰めたことを知り。

やったるか、わしも男じゃけぇ。となっています。

そんなこんなで、久々のインドブログ
4日目の夜です。

この日の夜は友人と外食する為に、泊まらせてもらっている友人宅の近くにある、サンガムコートヤードへ向かわなくてはなりませんでした。

しかし、タイミングが悪く車は無く。
どうやって行くのかを考えなくてはなりませんでした。

一般的な人であれば、と言うよりは絶対にオートリクシャーを使って行くべきです。

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ビックリする位分かりにくいですが、こういったトゥクトゥクみたいなのです。

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距離的にはこの程度なので15分ほどで歩いても着く。

奥さんは危ないからリクシャーだと主張。

女の人のやめては、もっとだと何処かの誰かが言っていました。

僕の危ない冒険心に火がつきました。

歩き出して5分後。

どこにいるか分からなくなりました。

電波の通じない異国でやることではなかった。
少なくとも方向音痴がやっていいことでは無かった。

でもまさか言えません、迷っただなんて。

進めど進めど暗闇、街灯はまばら。
奥さんもビビり始め、『危ないんじゃない』と言い出しました。

すかさず、『そんなことない、大丈夫』と言いましたが、
自分に言い聞かせてただけでした。

暗闇とは言え、人はたまに通ります。

インドで日本人はめちゃくちゃ目立つので、
かなりジロジロと見られます。

歩いても歩いても同じ景色。
真横を猛スピードで走り去る車。
ゴミを漁る野犬。

とてもじゃないけど、サンガムコートに近づいてるなんて思えない道のり。

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サンガムコートは↑の様に綺麗な建物なのですが、
こんなものがあるとは到底思えない街並みです。

だがしかし、ここはインド。
ボロボロの建物の中に突如現れる眩しい光。

奇跡的に着くことが出来ました。

20分程歩いてやっとこさ着いたサンガムコートヤードは、
楽園のように感じました。

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疲れからか奥さんも気持ち撫で肩。


もう二度と歩かないと決めたインドの夜。
いよいよ、タージマハルへ旅立ちます。


インド4日目〜フマユーン廟〜

今回ばかりは完全に忘れてました。
参った参った。

誰にも求められてないのに書いてる人すら忘れたらば、それはもう救いようがない。

インドブログがWEB上をさまよい始めてましたので、無事に救出致しました。

さて、インド4日目です。

インド4日目はフマユーン廟へ。

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ムガル帝国の皇帝、フマユーンの死後建てられたもので、1550年頃に建築されました。

シンメトリーな造りがされてまして、
タージマハルもフマユーンに影響されているんだそうです。

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近付くとこんな感じ。

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もちろん、中にも入れます。
階段を上ると。

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二階部分へ。

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多分これが中の写真。
棺があります。

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裏からのフマユーン。

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その他にも庭の中にいくつかの建物が。
何なのかは知りません。

ニューデリー近郊にいくつかの世界遺産がありますが、
フマユーン廟が1番見応えがあるので僕はオススメです。

そんな、フマユーン廟でかなり衝撃的な事件が起きまして。

それは、入場口でのこと。

インドの世界遺産の入場料は1人500ルピー、3人で向かったので1500ルピーでした。

入口のお兄さんに2000ルピーを支払ったところ。

チケット3枚を渡され。以上。
ん?おつりは?

ははーん。そうきましたかと。

私多少英語喋れますので言いました。
『オツリクダサイ』

するとお兄さんは、





(>_<)!!




みたいな反応で忘れてましたーと。
100ルピー札を何枚かこちらへ。

すかさず数えると4枚。1枚足りない。


『イチマイタリナイヨ』
(わかりやすい様にカタカナにしてるだけですからね、本当は英語です)


すると、





(>_<)!!





またこの顔して100ルピー札を。


受け取り、こいつめと。
日本人舐めやがってと。


財布にお金をしまい怒りに満ちた私は彼の顔を見上げました。




さぁ見せてみろ!お前の渾身の謝罪顔を!!







^_^b






満面の笑みでサムズアップしてました。

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現場からは以上です。
続く。

インド3日目②〜世界遺産クトゥブミナールと最強の市場〜

みんな忘れていたのでは無いでしょうか?
僕が危うく忘れるところでした。

なんせまだ3日目、半分もいってません。
忘れたくもなります。有耶無耶にしたくもなります。

でも俺のインド愛がそうさせなかったぜ。

インド3日目、昼食後は世界遺産クトゥブミナールへ。

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クトゥブミナールは1200年ごろに建築されたイスラーム様式の宗教施設。

ミナールとはイスラーム建築のミナレットが元になっています。

ミナレットイスラームの宗教施設に建てられる塔のことで、イスラームの権威の象徴で、アラビア語のマナーラという、『火、光を灯す場所』が語源です。

僕は、実は学生時代の第二外国語アラビア語でしたw
でも、全て跡形もなく忘れたのでWikipediaで調べました(てへ)

意味づけとして権威の象徴として建てられたとありますが、クトゥブミナールの高さは72.5mもあります。

日本で有名な宗教的な塔といえば、法隆寺の仏塔ですがこちらは30m弱、日本人なら誰しもが見たであろう奈良の大仏は20m弱と考えるとすこいでかいですよね。

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塔を摘む的な写真が主流らしく、妻も摘んでおりました。
手首の角度がいかれてます。

クトゥブミナールはかなり迫力があるので、オススメのスポットです。

その後は、今回のインド旅行史上最大のインパクトだった、INAマーケットへ。

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スルジニナガルと同様に大きなマーケット。

スルジニナガルは衣料品中心でしたが、こちらは食べ物から衣料品、日用品など全てがあります。

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インド旅行をした日本人がベジタリアンになると言う話がよくあるのですが、その原因はこちら。

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これは鶏肉屋さんなんですが、正面の中腰のおじさんがその場で鶏を絞めています。

生き物が肉に変わる瞬間。
中谷美紀オダギリジョーはこれを見て一時ベジタリアンになったとか。

これを見て初めて感じる生のありがたみ。
生きることのありがたさ。

うーむ、何だか考えさせられました。

ヒンドゥー教のベジは、無殺生からくるもので、そういう考え方も分かるなーと思いました。

日本人が良く、海外のベジタリアンに何で食べないのさ?おいしいぜ?なんて聞くことがありますが、きっと彼らにはそんな人が悪魔に見えるでしょうw

ちなみに僕はその当日に鶏肉を食べました。
仏教徒として、命を頂くことに感謝をしつつですよ。

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まぁそしてこの市場の汚いこと。
大量の虫とゴミ、追い回される野良犬たち。

そんな中で平然と買い物をする現地の人達。
インドの環境があまりこたえなかった自分も、ここは少しキツかったです。

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インドで出会ったファイター。

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助けてよー!ドーリモーン!

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トゥウィーティーは目が可愛かったんだな。

段々インドに慣れてきた3日目。
まだまだ旅は続きます。


番外編;仏教の生まれた国インド

さてさて、本編はまだまだ終わらない中、やってきました気まぐれ番外編。

しかも日本人が1番嫌う宗教の話です。なので宗教アレルギーの方は今すぐこのブログを閉じてInstagramでオシャレな人の写真でも眺めといて下さい。

僕は、何を隠そう同志社大学の神学部出身。
心理学部じゃないんです、神学部です。

同志社大学にはそれぞれの学部にアダ名がありまして。

例えば文学部は『あそ文学部』、法学部は『アホー学部』、経済学部は『やめと経済学部』、商学部は『らく商学部』など。全ての学部にアダ名があります。

そんな中、神学部のアダ名は。

『あや神学部』

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その通り、正解。

同志社大学今出川キャンパス、その端っこに位置する神学部。

全体で学生が数千人いる中で一学年僅か60人の神学部生はさぞかし怪しいことでしょう。

何を勉強するかと言うとキリスト教を主に、イスラム教、仏教の研究や世界中の国の宗教と政治などを勉強します。

へ?今世界は政教分離でしょ?

なんて言う人もいますが、イスラーム圏はもちろん政治と宗教は切っても切れないモノですが、アメリカだって宗教(キリスト教)と政治はかなり根強く結びついています。

深く語ると長いので一例を、

アメリカの首都ワシントン、ワシントンはアメリカの首都として人工的に作られた街。

ワシントンを象徴する5の建物、
トマスジェファーソンメモリアル、ワシントンメモリアル、リンカーンメモリアル、国会議事堂、ホワイトハウスを線で繋ぐとどうなるか。

十字架が出来るのです。嘘だと思う人は地図調べてみてね。

そしてトランプ大統領就任が少し前に話題になりましたが、トランプ大統領の政党は共和党共和党の中の最大の支持勢力は『宗教右派』と呼ばれるプロテスタントの保守層で、この人たちはアメリカの約20%を締めています。

日本で有名な選挙に強いあの宗教のが大体8%なのでそれがどれだけ強力かお分かりになると思います。

ブッシュ元大統領の演説はかなりキリスト教的ですし、今回のトランプ大統領の思想もなかなかの宗教右派的なものです。

ちなみにオバマ大統領と言えば『YES WE CAN』ですが、あの言葉の差しいたのはアメリカが1つになること、『ONE UNITY』でそれもまた宗教的な考えだったりもするのです。

更にアメリカ人の約95%が神様の存在を信じています。ちなみにイギリスは35%、日本は20%位。

兎にも角にも、イスラーム圏はご存知の通りですが、世界の先進国アメリカですら、宗教と政治は切っても切れないものなのです。

だいぶ題名とそれました。

今回インドに行きましたが、インドは日本人の大半が信仰する仏教の生まれた国。

たくさんの遺産を巡り、たくさんのことを知り、宗教というものについても大学生以来たくさん考えさせられました。

無宗教だ、無神論だなんて、ことを言う日本人はたくさんいますが。

無宗教、無神論の本当の意味を知っている人はいません。

無神論とは、自分のこれまでの出来事全ては、何の偶然の巡り合わせもなく、全て自分の選択によってのみ起きた。と言うこと。

そこには不思議な縁など存在しません、それぞれの独立した意思のみが存在するということです。

このブログはインドに呼ばれた、ということから始まってますが、僕はなんかあると思うんだなー。

日蓮宗だの浄土真宗だの違いは色々あるんだけども、そんな難しいことは置いといて。

生きてると不思議な縁とかさ、偶然とかさ。あるなーと思います。

神様、仏様はいるんだぜ!なんてことを言いたい訳じゃないんですが。

日々生きる中での偶然、小さな幸せに感謝してみるのもいいなー。

そんなことを仏教の生まれた国インドで僕は思ったのです。

このブログを読んでも僕を怪しい目で見るのはやめて下さい。

インド3日目①〜インドのショッピングモール〜

久々だぞぉ、落ちた更新頻度ぉ、飽きてるとかじゃないぞぉ。

なんて、インドラップを披露しながら久々の更新頻度です。

インド3日目はまずインド初のショッピングモールへ。

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でかい!そして綺麗!

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ガンディーさん。

3日目ですが初めてインドでお買い物をしました。

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ブリーフ買いました。

その名もJOCKEY。インドではなかなか売れてるのでしょうか。

街中でも広告を見かけました。キャッチコピーは。

『JOCKEY OR NOT』

日本人の殆どがNOTな中、僕はJOCKEYになることが出来ました。

ありがとうございます。

そしてここでもインドのカルチャーショック。

恥ずかしい気持ちを抑えつつ、ブリーフ片手にレジへ。

店員さんが僕の携帯の番号を聞いて来ます。
親日国インド、既婚者である私ですがモテてしまいましたかと。御構いなしですかと。

『インドには旅行で来てるのでインドの携帯ないんですよ。日本の携帯でいいですか?』

と言うと何やら渋い顔。
おいおいベイビー欲しがり過ぎだよと。

まぁそんな訳もなく、インドではお店のセール情報とかをショートメールで送るらしく、携帯番号は買い物に必須だったりするらしい。

僕はゴリ押しというかほぼ喧嘩に近い感じで番号無しで買いましたが、奥さんはそれなら売らねえぞ的な感じで接客され、親友が番号教えてました。

不思議な文化だ。
その後は美味しいインドカレーを食べ、遺跡見学へ。

まだまだ続く。




インド2日目3〜ディフェンスコロニーで晩御飯〜

まだ2日目も終わっていないのです。
僕の目が黒いうちに書き終わるのだろうか。

2日目からは遺産巡りも始まり、真夏のインド、なかなか体力を奪われます。

遺産巡りの帰りにフルーツマーケットに寄りました。

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たっくさんのフルーツたち。

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インドはフルーツが美味しいらしく、更に安い。

試食なんかもさせてもらいつつ。
最近の運転手ラナは値引き交渉もバッチリしてくれます。

果物屋さんがスネる位までマケさせる
のでこちらとしては儲けもの。

ただ僕は果物が一切食べれないのです。
物心ついた頃から、一切食べれません。

皆さんがお祝いの際に出してくれるケーキが果物だった場合。僕は泣きながら食べているのです。

どうかお願いです。チョコケーキでお願いします。

果物嫌いな僕は味見もせず雰囲気だけを満喫し一度帰宅。

真夏のインド、朝から夕方まで動けばクタクタ。汗だくです。

シャワーを浴びて一休み。

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親友の子供がかわいいのなんの。

夜はディフェンスコロニーへ。
ディフェンスコロニーはデリーの中心からもほど近く、インドに駐在してる方も多く住んでいるらしい。

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すこし高級な?ハイソな?感じのする街でした。

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夜ご飯はイタリアン。なぜか写真はあまり無いのですが、こりゃまた美味かった。

インドの週末、土曜日。
人も多く賑わっていました。

タバコを切らした僕は売店でタバコを買いに。

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今回はしっかりお釣りを貰えました。

インドにはこう言う売店がちらほら。
飲み物やタバコはこういうところで買えます。

インドは喫煙人口はそんなに多く無い印象でした。

450ルピー位、700円位でした。
現地の人には少し高いのかな。

少し安めの噛みタバコもあるらしいのですが、腐っていることが多いらしい。

インドのタバコのパッケージは、

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おぞましいわ!
反省をストレートに掻き立てるパッケージです。

海外ではこういうのが多いですね。

まだまだ続く。


インド2日目2〜階段井戸と世界遺産〜

さて、バーベキューネイションで死ぬ程食べて、いよいよ遺跡見学へ。

まずはバーベキューネイションのあるCPのすぐ近くにある遺跡。

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ウグラセンキバオリ。と言う、昔の井戸。

インドは乾季と雨季があり、乾季は雨がほとんど降りません。なので水の確保は重要。

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こんな感じで井戸を階段状に掘り下げて地下水の確保をしていたそうです。

こういう井戸のことを階段井戸と呼ぶそうで、インド各地に色々な形の階段井戸があるそうです。

ニューデリーの階段井戸は100段程、真夏の階段はしんどいです。

地下に降りてくと何ともいえない匂いが。水が腐ってるのかな?

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最深部の天井を見ると。

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びっしりとコウモリ!お前が犯人か!
クソほどクソの匂いがしました。

100段降りたら100段登る。

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親友一家の写真。いい写真だ。

階段井戸、結構オススメですよ。
次は初の世界遺産見学。

インドの有名な偉人、シャージャハーンが建造した。レッドフォードへ。

レッドフォードはデリーのオールドデリーという地区にあります。はて、オールドデリーとは?

聞いたことない人が多いのではないかと思うのですが、ニューデリーはイギリス植民地時代にイギリス人が作った街。

なので信号は少なく、アラウンドゴーなどイギリス風の街造りがちらほら。

対してオールドデリーはインド人が元々作った街。今は住民の80%以上がイスラーム教徒で、インドの中でも一風変わった街。

そして何より治安が悪いとされています。

ニューデリーからオールドデリーに入るには、ゲートを通って行くのですが(通行を管理するとかは特になく門あるだけ)、ゲートを通ると一気に雰囲気が変わります。

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写真では伝わらないこの濃さ。

わかりやすく言うと、三茶の三角地帯を水分全部飛ぶまで煮詰めた感じ。(より混乱したかな)

そのど真ん中にレッドフォードはあります。

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でけー!

その昔、ムガール帝国のシャージャハーンがアグラ(タージマハルがあるところ)からニューデリーに遷都した際に建てたお城。

アグラはニューデリーの南に車で4時間のところにあるのですが、ニューデリーより暑く水にも困ったらしい。

ということでニューデリーへ遷都したらしい。充分ニューデリーも暑いけど。

入り口では謎の手品師のイベントが。

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ミスターマリックを超える胡散臭さ。

入場料500ルピーを支払い中へ。
現地人は35ルピーとかでした。差が凄い。

意外と厳重な警備で、ライターとタバコは没収されました。テロ対策とのこと。

ライターとタバコで出来るテロって何?
教えてよその手品!

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広い、ただただ広い。

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シャージャハーンの椅子。

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ハイパー中途半端な場所でくつろぐ人々。


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でけー。

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とにかくデカイ。

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パオーン。

正直魅力を伝えきれてないですが、こんな感じでした。そんな中、不思議な体験をしたのですが。

アジア人は目立つのか、数回写真撮影を求められました。知らないインド人と日本人が写真撮影。

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僕がこんな感じのジャパニーズ相撲レスラーな髪型をしているからなのでは?という説がまことしやかに囁かれたましたが、真相は定かではありません。

無事に見学を終え、暑さをしのぐために水を購入しようと売店へ。

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インドの水は基本飲めません。なのでミネラルウォーターを基本的に買うのですが。大体、20-30ルピー。

1つくださいと伝え。100ルピーを渡すと。

『アイハブノーチェンジ(おつりないです)』とな。

嘘つけ!!

『レアリー?』と聞くと。
『イエス』とな。嘘下手かな!

ここで多くの日本人は諦める、もしくはたじろぐのでしょうが。僕は違います。

写真撮影にも応じるジャパニーズ相撲レスラー。

『オッケー、ノーセンキュー』

と伝えお金を取り戻して立ち去ろうとしました。すると…

『サー、サー、アイハブチェンジ!』
(先輩!先輩!自分お釣りありました!)

なんやそれ!w
まったくしょうがないなー。なんて思いながら水を買い、お釣りを貰い、一件落着。

インドではあるあるの日本人にお釣り渡さない作戦。是非気をつけて頂きたい。

changeがお釣りという意味なので、遭遇した場合はチェンジ、チェンジと連呼すれば何とかなります。

ちなみにインドの公用語ヒンディー語、補助公用語は英語で、殆どの人が英語が喋れます。

なのでインドは英語が喋れれば生活に一切困りません。インドでは英語が出来ない人は教養が無い人という認識がされるらしく。

英語が出来ない日本人は、教養が無いけど何故かお金のある人くらいに思われているらしいです。

ちなみに僕は英語がある程度は喋れるのでまーまー何とかなりました。

奥さんはニュージランドに留学してたのに一切喋らず。基本的に見つめることで全てを解決していました。

僕の英語レベルは正直なところ現地の5歳児程度ですが、奥さんのレベルは喋れるインコ程度で基本的には知ってる単語を繰り返し言うだけでしたw

なのに突如として誰も聞き取れなかった会話を完璧に把握できていたり。能力安定させて!

留学も考えもんだなー。
今回長すぎたなー。