インドに呼ばれてる。

インドに呼ばれ取り憑かれた男のブログ。

インド2日目〜インド門とハッピー野郎〜

少し更新間隔が空きました。決して面倒になって来てる訳ではないことをお伝えしつつ、2日目のインド滞在記。

参ります。

2日目からはインドの遺産見学も開始。

まずはインド門から、インド門は国の為に戦争で命を落とした兵士の為に造られたもので、インドの霞ヶ関とでも言いましょうか官庁街の向かい側にあります。

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何か忘れたけど金融庁だっけかな。こんな感じで大統領府だったり色々な省庁の建物が集まっています。

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これが大統領府。首相官邸か…いや多分合ってる。

何も知らずに大統領府に入っていこうとしたら、AKもった兵隊さんが強めに止めて来て焦りました。

この官庁街を挟んで反対側にインド門。

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でかいっ!そして人が多い。

近くに寄ってみると、

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分かりますかね?よーく見ると何か彫ってあるの分かります?

インドの為に命を落とした兵隊さんの名前が彫ってあります。

みんな思い思いに記念撮影などしていますが、殆どインド人なので、アジア人はかなり目立ちます。

インド名物?物売りがここにもたくさん。

インド版竹トンボみたいなのを売ってくるおじさん。実演販売したいらしく、竹トンボを飛ばしてみせてくれます。

が、竹トンボはフラフラと遠くへ飛んでいくので実演販売の度におじさんは我々からフラフラと離れて行く。

なんともシュールでした。

そして時間の経過と共に価格破壊がバンバン進みます。

最初は2個で100ルピーだったのに最後は5個100ルピーになってました。そもそも竹トンボは2個要らないし、5個になってもそれなら買うかーとはなりません。

そんな価格崩壊を目の当たりにしつつ、少しおしゃれな紅茶屋さんへ。

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サンチャティーブティック。インドにも三茶はあったのです。

インドは紅茶の文化も盛んでして、試飲もできるのでオススメです。

そして、お昼へ。
コンノートプレイス、通称CPというオフィスのたくさんある地区へ。

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これがコンノートプレイス。の一部。なぜこんなところを撮ったのだろう。本当はもっとオフィス街っぽいです。

お店はバーベキューネイションという食べ放題のバーベキュー屋さん。

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美味い。インドのご飯は全部美味いです。
ハズレなし!

バーベキューの他にもインドカレーなども食べ放題。たまりません。

食べ放題なので油断してるとバンバン持って来ます。もういいですと言うとすごく残念そうな顔をされるので覚悟しといて下さい。なかなかこたえる残念顔されます。

そして、周りのお客さんはインド人ばかりなんですが、何かしらのお祝いに来てる人が多かった。

誕生日を家族で外食してお祝い。というのが一般的なんでしょうか。

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こんな感じで店員さんがインド風の踊りを踊ってくれたり。なかなかイケてました。

そしてここにもハッピー野郎が!

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そう親友夫妻の結婚記念日でした。
お祝いのケーキと店員さんからの歌のプレゼント。

真顔で歌うインド人達w
この歌はインド旅行中の我々の一大ムーブメントになりました。

ハピハピアニバサリー♩(こんな歌でした)
結婚記念日にお邪魔しちゃってごめんよ。

まだまだ続く。

インド初日3〜インドのマーケットとインド初夜〜

昼ごはんをモティマハールで食べた後、インド初のマーケットへ。

スルジニナガル(サロジニナガル)へ。

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色々なマーケット行きましたが、ここはかなりのお気に入り。かなりの衝撃がありました。

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この活気。いいでしょ。

たっくさんの商店がありますが、ここはファッション系が多かった様な気がします。野菜とかフルーツとかは少なかった。

他のマーケットではあまり見かけませんでしたが、お店とは別の物売りの人がここは多かった。

子供のおもちゃやら靴下、ハンカチ、ベルト、あきらかに偽物のブランド物のサングラスを売ってます。

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この写真の右側にいる大量のベルト持った人わかります?こういう人がたくさんいます。

しかも、めちゃくちゃしつこい。

ちょっとでも相手にしようものなら、他の物売りも寄ってくるので人集りが出来ます。

日本人の数少ない必殺技『ノーと言える日本人』作戦も彼らの前では通用しません。

『ノー、ノーセンキュー』

絶対理解してるはずなのに意に介しません。
ずーっと付いてきます。

そんな時に僕がおすすめしたい、教えたい新必殺技は『ナヒーン』または『ナヒーン チャヒエ』です。

これはヒンディー語で、ナヒーンはNO、チャヒエはneed、wantと言う意味。

英語より確実にクリティカル率上がるのでおすすめです。もしインドに呼ばれたら使ってね。

ここでインド初雨に遭遇。

日本みたいに気付いたらパラパラとかじゃなく、明らかに様子が変わります。

いきなり風が吹き始めて、どこにあったのか大量のコットンが舞い上がり、砂埃とチリが舞い上がり。商店の人は商品を屋根の下に急いで戻したり。何か良くないことが起こる感がめちゃめちゃします。

急いで車に戻って親友宅へ帰宅。
その後、少し休んで夜ご飯へ。

サンガムコートヤードという数件のレストランと映画館の入った建物にあるレストランへ。

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こういう感じの綺麗な建物が普通の街並みの中にいきなりドドン!と現れます。

入り口ではセキュリティチェックがあります。
でかい荷物はX線検査に通し、金属探知機でボディチェック。

インドでは前に大きなテロがあったこともあり、こういう多くの人が集まる建物では大体セキュリティチェックが入ります。

親友曰く『見てるフリよ、なんも見てないから大丈夫』とのこと。逆に心配になるわ!w

そして。この日行ったレストランはこちら。

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ここの料理も美味かった。カレーはもちろんのことピザやエビチリ、チキンステーキ。

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美味そうなピザでしょ。

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むっちゃ食いかけ。

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中では生歌のサービスも。

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そう言えば新婚旅行だった。

大満足のインド初日はこんな感じでした。
まだ7日の内の1日が終わっただけなのです。超大作になるぜ。

インド初日2〜インドの暗い部分とタンドリーチキン〜

まだまだ初日な訳ですが、、、長くなりそうだな。このシリーズ。

親友宅からインド初の食事へ。

向かうはタンドリーチキン発祥の店、モティマハール。

その道中、車が交差点に止まると、子供や女の人がチャパティ(ナンみたいなの)を焼く陶器のフライパンみたいなものを売りに来たり、子供が物乞いをしていたり。

新興国インド、貧富の差は日本よりもはっきりと目に見えるもとしてあります。

交差点の物売りや物乞い、道端で赤ちゃんを寝かせ付ける子供、道の脇の掘っ建て小屋で暮らす家族。

よくある話ですが、彼らに対する施しは良いのか?悪いのか?

施せば一時的でも助かることはできるという意見、でも施せば彼らは怠けてしまうという意見。

僕は正解はないと思います。
インドの貧しさは他の新興国とは少し違い、カーストの問題もあり、個々人の努力を越えたものもあります。

どちらにせよ、それが彼らの生きる為の術であり。彼らは生きる為に必死だということ。

その必死さや様々な矛盾や苦悩をインドで見ました。

赤ちゃんを抱いた母親に物乞いをされると、やはり心は締め付けられます。

ただ、枕を布で包んだ偽物赤ちゃんをスタンバイしているところを目撃したという話も聞きました。たくましいというかなんというかw

そして、モティマハールへ到着。
(貧困の話からいきなり食事の話になります 汗)

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そのモティマハールの前には、

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右奥の茶色い塊はうんこですw
うんこ食ってる時にカレーの話すんな!

名店モティマハール、ここは、日本の観光客もちらほら見かけます。
そのせいか日本語の喋れる店員さんもいたりして。

『ワタシ日本人ミタイデスカ?』と聞いてくるそうなので、

もし行った人は『ドウミテモインド人デス』と答えてあげて下さい。

そしてタンドリーチキン!

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めちゃくちゃ美味いです。1Pのサイズはでかいですがペロリです。

臭みもなく、少し日本だと辛い部類に入りますが、ライムを垂らして食べるとたまりません。

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カレーも美味い!
日本に比べると辛くて、大分油っこいです。
(この油っこさにお腹をやられる日本人は多いらしい)にしても美味い!

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これがインドで人気のビール、キングフィッシャーです。スッキリとした味で飲みやすいです。インドの夏で飲むビール、最高でした。

モティマハール、最高でした。

ちなみにヒンディー語では美味しいを『スワーディシュト』と言います。

インドの人はヒンディー語を喋ると喜ぶので機会があれば使ってみてください。あんまないか。

1つ注意点として日本のインドカレー屋さんの殆どはインド人の振りをしたネパール人が多いということは覚えておいて下さい。

インド初日〜インドの交通事情と野良犬〜

無事にインドに到着し親友夫婦と合流。
まずは親友の家へ向かいました。

親友にはオフィスカーとファミリーカーが付いていて、それぞれに運転手さんがついてます。
安全への配慮なんですが、やはりすごい!
(俺も来世は銀行員だ!)

家までの運転はファミリーカーの運転手のラナさんがしてくれました。

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言わなくても分かると思いますけど真ん中がラナです。

インドの交通事情に関してですが、
『主張したものが生き残る』という感じで、とにかく皆クラクション鳴らしまくり、割り込みまくり。行けるなら赤信号なんて関係ない、そんな世界です。

そんな中でもラナは1cmでも前に行きたい人らしく、どんな隙間でもあれば入り込もうとしますし、赤信号で止まった時も、青になりそうになったらクラクション鳴らしますw

そんなインドでは交通事故もしばしば起こるそうで、親友の奥さん曰く、インドでは交通事故があったら沢山の大人が話し合って解決するらしくw

一度交通事故を目撃した時、女の子が跳ねられたらしいんですが、お父さんがめちゃめちゃ揺すって起こして連れて帰ってたらしいです。インド人強いな。

まーそんな訳でラナの運転はとにかく荒い。奥さんは一瞬で車酔いしてました。

そんなインド、とにかく皆運転が荒いので、スピードを落とさなければ事故になります。それを解決するのがこちら。

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スピードブレーカーという段差。原始的!
この写真のものはよくできた方で、アスファルトが固められただけのものが殆どです。

ただ、さすがにスピードブレーカーの前だけはインド人もスピードを落とします。落とさなかった車が横転することもあるらしいですがw

そして空港から約15分ほどで親友の家に到着。

家の前には野良犬。

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親友曰く『噛まれたら5時間以内に3本注射打たないと死ぬ』とのことで。撫でる気なんて起きません。

インドは野良犬結構多かった。噛まれたら死ぬ奴らがウヨウヨいますwたまに飼い犬もいて散歩してもらったりしてますが、飼い主は必ず木の棒や鉄パイプを持ってます。

自分の犬に寄ってくる野良犬を追い払う為だと思いますが、なかなか迫力があります。

そして家の中は…

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ひろっ!
母さん、俺生まれ変わったら銀行員になるよ。

そして。待ちに待ったインド初ご飯へと向かいます。タンドリーチキン発祥の店、モティマハールへ!

いざインド。

いよいよインドへ出発。

今回はタイ航空でインドへ向かいました。
羽田からタイのスワンナプーム国際空港で乗り換えてインドのインディラガンジー国際空港へ、という道のり。

ちなみに航空券は1人10万。
ゴールデンウィークの時期にしてはそんなに高く無いかなと。

ちなみに中華航空とか中国南方航空とか使うと7万とかのチケットがあります。

時期を外すと5万以下のもあります。
その代わり乗り換えの待ち時間が17時間とかです。待てるかい!

出発当日は遥々九州から僕の両親が見送りに来ました。一緒に過ごせる時間は数時間なのに、わざわざ来てくれました。

父曰く息子夫婦の新婚旅行だから見送る。

とても嬉しかったです。
とても頼もしくてフットワークの軽い、最高の両親です。

出発までは家族4人でしゃぶしゃぶを食べました。

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美味過ぎました。インドで食べる何よりも美味い可能性すらあるレベルのしゃぶしゃぶですこし不安になりましたw

さー、いざ出発。

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(奥さんは僕の後ろで何故か満面の笑み)

タイ航空は非常にサービスも丁寧で良かったです。

羽田〜タイまでのフライトは満席。
席は4列の真ん中でなかなかしんどかった…

奥さんは離陸する前に寝てました。僕は一睡も出来ず…

6時間程でタイへ到着。そして乗り換え。3時間ありましたが、タイ料理食べたり、ウロウロしたり。意外とあっという間でした。

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(よく分からないデロデロの麺が入ったやつを奥さんは食べてました)

さぁいざインドへ乗り換え。

タイ〜インド間はさっきとは打って変わってガラッガラ、さっきいた大量の日本人はどこへ?まぁタイ行くわな、大体は。

そんな感じでインドまでのフライトは結構空いてて、日本人は2、3組でした。少ない!

席も空いてて、横になって寝てる人なんかもいました。

そして4時間程でインドへ到着。

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そして入国審査、ハードルが高く止められることもあるとか。

ドキドキしながら並んでいると僕の番。

今回は親友の家に滞在することになっていたのでホテルはなし。なので滞在先はホテルではなく人の家。

こういうのは他の国でも止められたりすると聞いたことがありまして。結構色々想定問答を考えたりして、友達との間柄、友達の職業なんかを英語で答えられる様にしてました。

無言で置かれるパスポートとチケット。
一瞬で終わりました。あれ?どスルー?笑

そして次の関門は税関、インドは税関もなかなか厳しく、

・牛肉、豚肉
・味噌などの発酵食品
・お酒は2リットル
などなど

日本もまぁまぁ厳しいですが、同じく厳しいとのこと。

友達へのお土産もあったので、結構大量に持ち込んでたのでドキドキしてました。

でも、ここに至ってはノーチェック。遠くから眺められるだけw

酒なんて何リットルでも持ち込めたと思います。牛も丸ごといけたレベルでのノーチェックでした。

なんとまぁ肩透かしを食らいました。

親友曰く、時期による、子連れはいつでも大体はノーチェックとのこと。なんだそれ!優しいな!

そして空港の外へ。

暑い!

インドの夏は4〜6月なので僕らが行った時期はちょうど夏。

酷い日は50度近くになるそうで。

僕らのいた期間は37,8度だったのでマシでした。冷静に考えると全然マシじゃ無いけどw

そして空気がめちゃ悪い。

新興国インド、車の量もめちゃ多いです。そしてその大半はディーゼル

すぐに目がシパシパするほど空気が悪い。

日本でも最近話題のPM2.5
日本の警報基準値は少し前は35、最近は謎に緩和されて70になりました。

さぁインドはと言うと。

昨日のデリーは200超えだそうで。デリーの南の方の開発地区は999なんて表示もありました。本当かよw

そして遂に、親友に再会。

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(何度見てもいい写真だ…泣けるぜ…)

真ん中が親友で右側がその奥さん。
僕ら3人は大学時代からの友達なのです。

待ちに待った親友との再会はインド。

インドの旅が始まりました。

番外編:世界一面倒なインドビザ

少し本筋とはそれるのですが、インドに関することで外せないのは『インドビザ』に関してです。

世界一面倒なビザとも呼ばれるインドビザ、当初はネットでの取得を目指しました。

その際に必要な記入事項は、

・名前
・宗教(日本人は無宗教とか調子に乗って書かない様に、初詣行くでしょ?実家に仏壇あるでしょ?立派に神道仏教信仰してますよ)
・外見の特徴
・名前は変えたことがあるか?
・家族の名前と国籍、生まれた場所
・勤務先の企業名、住所
・過去10年の渡航先全て
などなどなど

これ全部英語です。プラス、申請には写真が必要です。

しかもサイズがめちゃめちゃ厳しくて、写真のサイズ、その中の顔のサイズまで指定されます。

もちろんサイズを間違ったものだと拒否されます。申請内容も少しでも間違いがあるとNGです。

どうですか?心折れません?

僕達は心が折れました。記入していた奥さんはパソコンの部屋の床でふて寝してました。

そして代行会社にビザ取得を依頼しました。

代行会社の名前は『どんぐりツアーズ』。

正直、最近話題の〇〇クラブより名前の信頼度は低かったです。

でも非常に担当者も親切な方で、すんなりビザ取得を終えることが出来ました。

なのでインドビザは自分で取得すると難しいですが、正直代行の場合はめちゃ簡単です。

最近はアライバルビザもある様です。
(日本は優遇されてるそうですが、帰される場合もあるので注意)

インドに呼ばれる〜出発まで〜

前回は『インドに呼ばれる』という話?言い伝え?があるんだよという話でした。

今回はどの様にして僕が呼ばれたのか。
(今回で結論は出ません、きっかけの話です)

そもそも今回のインド旅行はなんだったのかというと、

『新婚旅行』でした。

新婚旅行と言えば、ハワイ、ヨーロッパが主流な中、インド。当然、周りからは不思議がられましたw 新婚旅行がインドであることを許してくれた奥さんには感謝です。

『えー私ハワイがいいー』なんて言う子ではなくてよかった。

てな訳で、インドに行く前の僕は新婚旅行したいなーしなくてはなー。と僕は思っていました。

最初は行ったことないヨーロッパ行ってたいなー。でも誰も行ったことないとこ行きたい!中東とか!サウジアラビアなんていいんじゃない?ドバイとか?なんて漠然と考えてました。

けど新婚旅行はお金が掛かる。そして日常生活も暇ではないし、大変と言えば大変。

そんな訳でずるずると挙式披露宴から時間は経っていきました。

挙式披露宴から3ヶ月が経った頃、大学時代の親友が東京へ遊びに来ました。

彼は当時、日本のメガバンクの九州のとある支店で働いておりまして。東京に出張があると、近々異動になるのでその面談?的なもので来京するとのことで、その日の夜飯を食いました。

時期的に考えると次は東京勤務かな?楽しみだわー。なんて思っていて、お酒を飲みつつ、彼に勤務地を聞きました。

『ニュー…』

あー!ニューヨークか!金融の街ね!確かに親友は海外勤務を希望していたし。なんて思っていると。


!!!

親友はインド、ニューデリーで勤務することになりました。そして彼はその2ヶ月後頃、年末に日本を発ちインドへ赴任しました。

その頃はインドに行くなんてイメージはあまりなかったです。漠然と寂しがった。大学時代の親友がインドへ行ってしまった。年に数回会うのが結構楽しみだったので。

いつかインドに会いに行くよー、なんて言ってましたがこの時は全然本気じゃなかった。あーもう、3年は会えないのか。位に思ってました。

そしてそれから週に何回か彼からテレビ電話が掛かってくる様になりました。

そこで聞くインドのいろいろな話。

貧富の差の話、インドの経済の話、生活環境や、ドライバーとはぐれて必死の思いでリクシャー(インドのバイクタクシー)で帰った話などなど。とにかく面白い話ばかり。

親友の目はテレビ電話越しに分かるほど輝いてました。

海外赴任の最初は確かに楽しいでしょうが、それ以上の何かを彼は得ているなーと感じました。

『俺もインドに行きたい、インドに会いに行くわ』

この時は本気でした。

お金がなー。時間がなー。
なんてことは考えてなかったと思います。
(本当は考えるべきです 汗)

そこからはトントン拍子に進んでいきました。
チケットの手配、時間の確保、ビザの取得。
(もちろん色んな人に助けてもらいましたが、ありがとう)

振り返れば色んなタイミングや理由はありますがインドに行く前の時点では、まだ漠然としてました。

大義名分を感じて、大志を抱いて!
ではなく、気付いたらインドに行くことになっていた。というのが正しいと思います。

そして4月の末に羽田からインドへ飛び立ちました。

というのが出発までの大まかな流れです。
どうやって呼ばれたかという話にしたかったのですが、旅全体での話ななるなーと思ったので。今回はきっかけの部分ですかね…

長くなりそうだ。