インドに呼ばれる〜出発まで〜
前回は『インドに呼ばれる』という話?言い伝え?があるんだよという話でした。
今回はどの様にして僕が呼ばれたのか。
(今回で結論は出ません、きっかけの話です)
そもそも今回のインド旅行はなんだったのかというと、
『新婚旅行』でした。
新婚旅行と言えば、ハワイ、ヨーロッパが主流な中、インド。当然、周りからは不思議がられましたw 新婚旅行がインドであることを許してくれた奥さんには感謝です。
『えー私ハワイがいいー』なんて言う子ではなくてよかった。
てな訳で、インドに行く前の僕は新婚旅行したいなーしなくてはなー。と僕は思っていました。
最初は行ったことないヨーロッパ行ってたいなー。でも誰も行ったことないとこ行きたい!中東とか!サウジアラビアなんていいんじゃない?ドバイとか?なんて漠然と考えてました。
けど新婚旅行はお金が掛かる。そして日常生活も暇ではないし、大変と言えば大変。
そんな訳でずるずると挙式披露宴から時間は経っていきました。
挙式披露宴から3ヶ月が経った頃、大学時代の親友が東京へ遊びに来ました。
彼は当時、日本のメガバンクの九州のとある支店で働いておりまして。東京に出張があると、近々異動になるのでその面談?的なもので来京するとのことで、その日の夜飯を食いました。
時期的に考えると次は東京勤務かな?楽しみだわー。なんて思っていて、お酒を飲みつつ、彼に勤務地を聞きました。
『ニュー…』
あー!ニューヨークか!金融の街ね!確かに親友は海外勤務を希望していたし。なんて思っていると。
『ニューデリー』
!!!
親友はインド、ニューデリーで勤務することになりました。そして彼はその2ヶ月後頃、年末に日本を発ちインドへ赴任しました。
その頃はインドに行くなんてイメージはあまりなかったです。漠然と寂しがった。大学時代の親友がインドへ行ってしまった。年に数回会うのが結構楽しみだったので。
いつかインドに会いに行くよー、なんて言ってましたがこの時は全然本気じゃなかった。あーもう、3年は会えないのか。位に思ってました。
そしてそれから週に何回か彼からテレビ電話が掛かってくる様になりました。
そこで聞くインドのいろいろな話。
貧富の差の話、インドの経済の話、生活環境や、ドライバーとはぐれて必死の思いでリクシャー(インドのバイクタクシー)で帰った話などなど。とにかく面白い話ばかり。
親友の目はテレビ電話越しに分かるほど輝いてました。
海外赴任の最初は確かに楽しいでしょうが、それ以上の何かを彼は得ているなーと感じました。
『俺もインドに行きたい、インドに会いに行くわ』
この時は本気でした。
お金がなー。時間がなー。
なんてことは考えてなかったと思います。
(本当は考えるべきです 汗)
そこからはトントン拍子に進んでいきました。
チケットの手配、時間の確保、ビザの取得。
(もちろん色んな人に助けてもらいましたが、ありがとう)
振り返れば色んなタイミングや理由はありますがインドに行く前の時点では、まだ漠然としてました。
大義名分を感じて、大志を抱いて!
ではなく、気付いたらインドに行くことになっていた。というのが正しいと思います。
そして4月の末に羽田からインドへ飛び立ちました。
というのが出発までの大まかな流れです。
どうやって呼ばれたかという話にしたかったのですが、旅全体での話ななるなーと思ったので。今回はきっかけの部分ですかね…
長くなりそうだ。