インドに呼ばれてる。

インドに呼ばれ取り憑かれた男のブログ。

インド2日目2〜階段井戸と世界遺産〜

さて、バーベキューネイションで死ぬ程食べて、いよいよ遺跡見学へ。

まずはバーベキューネイションのあるCPのすぐ近くにある遺跡。

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ウグラセンキバオリ。と言う、昔の井戸。

インドは乾季と雨季があり、乾季は雨がほとんど降りません。なので水の確保は重要。

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こんな感じで井戸を階段状に掘り下げて地下水の確保をしていたそうです。

こういう井戸のことを階段井戸と呼ぶそうで、インド各地に色々な形の階段井戸があるそうです。

ニューデリーの階段井戸は100段程、真夏の階段はしんどいです。

地下に降りてくと何ともいえない匂いが。水が腐ってるのかな?

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最深部の天井を見ると。

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びっしりとコウモリ!お前が犯人か!
クソほどクソの匂いがしました。

100段降りたら100段登る。

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親友一家の写真。いい写真だ。

階段井戸、結構オススメですよ。
次は初の世界遺産見学。

インドの有名な偉人、シャージャハーンが建造した。レッドフォードへ。

レッドフォードはデリーのオールドデリーという地区にあります。はて、オールドデリーとは?

聞いたことない人が多いのではないかと思うのですが、ニューデリーはイギリス植民地時代にイギリス人が作った街。

なので信号は少なく、アラウンドゴーなどイギリス風の街造りがちらほら。

対してオールドデリーはインド人が元々作った街。今は住民の80%以上がイスラーム教徒で、インドの中でも一風変わった街。

そして何より治安が悪いとされています。

ニューデリーからオールドデリーに入るには、ゲートを通って行くのですが(通行を管理するとかは特になく門あるだけ)、ゲートを通ると一気に雰囲気が変わります。

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写真では伝わらないこの濃さ。

わかりやすく言うと、三茶の三角地帯を水分全部飛ぶまで煮詰めた感じ。(より混乱したかな)

そのど真ん中にレッドフォードはあります。

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でけー!

その昔、ムガール帝国のシャージャハーンがアグラ(タージマハルがあるところ)からニューデリーに遷都した際に建てたお城。

アグラはニューデリーの南に車で4時間のところにあるのですが、ニューデリーより暑く水にも困ったらしい。

ということでニューデリーへ遷都したらしい。充分ニューデリーも暑いけど。

入り口では謎の手品師のイベントが。

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ミスターマリックを超える胡散臭さ。

入場料500ルピーを支払い中へ。
現地人は35ルピーとかでした。差が凄い。

意外と厳重な警備で、ライターとタバコは没収されました。テロ対策とのこと。

ライターとタバコで出来るテロって何?
教えてよその手品!

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広い、ただただ広い。

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シャージャハーンの椅子。

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ハイパー中途半端な場所でくつろぐ人々。


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でけー。

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とにかくデカイ。

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パオーン。

正直魅力を伝えきれてないですが、こんな感じでした。そんな中、不思議な体験をしたのですが。

アジア人は目立つのか、数回写真撮影を求められました。知らないインド人と日本人が写真撮影。

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僕がこんな感じのジャパニーズ相撲レスラーな髪型をしているからなのでは?という説がまことしやかに囁かれたましたが、真相は定かではありません。

無事に見学を終え、暑さをしのぐために水を購入しようと売店へ。

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インドの水は基本飲めません。なのでミネラルウォーターを基本的に買うのですが。大体、20-30ルピー。

1つくださいと伝え。100ルピーを渡すと。

『アイハブノーチェンジ(おつりないです)』とな。

嘘つけ!!

『レアリー?』と聞くと。
『イエス』とな。嘘下手かな!

ここで多くの日本人は諦める、もしくはたじろぐのでしょうが。僕は違います。

写真撮影にも応じるジャパニーズ相撲レスラー。

『オッケー、ノーセンキュー』

と伝えお金を取り戻して立ち去ろうとしました。すると…

『サー、サー、アイハブチェンジ!』
(先輩!先輩!自分お釣りありました!)

なんやそれ!w
まったくしょうがないなー。なんて思いながら水を買い、お釣りを貰い、一件落着。

インドではあるあるの日本人にお釣り渡さない作戦。是非気をつけて頂きたい。

changeがお釣りという意味なので、遭遇した場合はチェンジ、チェンジと連呼すれば何とかなります。

ちなみにインドの公用語ヒンディー語、補助公用語は英語で、殆どの人が英語が喋れます。

なのでインドは英語が喋れれば生活に一切困りません。インドでは英語が出来ない人は教養が無い人という認識がされるらしく。

英語が出来ない日本人は、教養が無いけど何故かお金のある人くらいに思われているらしいです。

ちなみに僕は英語がある程度は喋れるのでまーまー何とかなりました。

奥さんはニュージランドに留学してたのに一切喋らず。基本的に見つめることで全てを解決していました。

僕の英語レベルは正直なところ現地の5歳児程度ですが、奥さんのレベルは喋れるインコ程度で基本的には知ってる単語を繰り返し言うだけでしたw

なのに突如として誰も聞き取れなかった会話を完璧に把握できていたり。能力安定させて!

留学も考えもんだなー。
今回長すぎたなー。